カワヒバリガイ被害・対策について 特定外来生物であるカワヒバリガイの分布拡大により、農業水利施設の機能や維持 管理に影響が生じており、被害拡大が懸念されています。 水路への付着やカワヒバリガイの死骸が詰まることにより、通水障害をもたらすほ か、定期的な駆除作業や死骸の処分等により労力や費用の負担が発生しています。 スクリーンに付着したカワヒバリガイ スクリーン清掃状況 霞ヶ浦用水土地改良区では通水前に管内の水替え作業(管内のフラッシュ作業)を 水資源機構や地元土地改良区及び維持管理組合と連携して毎年実施し、通水障害の 軽減に努めています。 カワヒバリガイは落水や低水位管理を行い乾燥させることで死滅するため、カワヒ バリガイの生息が確認された調整池においては、地元水利組合等への落水などの周 知を行っています。 塩ビ管(付着トラップ)に付着したカワヒバリガイ また農研機構の研究に協力し、カワヒバリガイ被害の軽減に努めています。 調整池の採水状況 現地における環境DNA調査 カワヒバリガイの詳しい生態や対策については下記リンクよりご覧下さい。 ・霞ヶ浦用水土地改良区 外来生物カワヒバリガイの被害防止に向けて ・外部リンク:農研機構 カワヒバリガイ対策を目的とした貯水池の侵入検知及び落水標準作業手順書 |